「カフェ開業@キッチンカー」奮闘記 第8歩:
【コーヒー大好き】:美味しいドリップコーヒーの為の「ペーパーフィルター」4種比較
何回もここで書いてきましたが、僕はキッチンカーでカフェ開業を目指しています。
そしてそのカフェの中心メニューは「コーヒー」を予定しています。
一口に「コーヒー中心のカフェ」といっても、大きく分けて次の2パターンがあると思います。
分類 | 特徴 | メリット・デメリット |
ドリップコーヒー系カフェ | ドリッパーを使ってコーヒーを抽出する「カフェ」 | ラテアートのような華やかな演出はできないが、複数の種類の豆が取り扱いできる。 |
エスプレッソマシン系カフェ | エスプレッソマシンを使って「ラテアート」の演出が可能。 | ラテアートができることは、演出効果抜群。女性にもうけが良い。 一方で、エスプレッソマシン(高額)の他にも専用のグラインダー(高額)が必要。 マシンのオペレーション上1種類の豆しか使えない。 |
僕は「ドリップコーヒー系カフェ」を目指しています。
昨今はとてもたくさんの「ドリッパー」が存在していてほんとに迷ってしまいますね。(また別記事で「ドリッパー」について検証していきたいと思います。)
今回はコーヒーをドリップする際に使う「ペーパーフィルター」について比較検証してみたいと思います。
えっ?たかが「ペーパー(紙)」でしょ。
「ペーパーフィルター」でコーヒーの味って変わるの?
って思われた方も多いかもしれませんね。
実は、結構変わるんです。
僕の「実体験」も込みですが。。。
美味しいドリップコーヒーに欠かせない「ペーパーフィルター」についての基礎知識
まず、ペーパーフィルターのペーパーってどんなものでできているのでしょうか?
「ペパー(紙)」の原料は「パルプ」です。
日常生活で「パルプ」ってあまりなじみのない言葉ですが、簡単に言うと,主に木材や草などの原料から取り出した繊維のことを「パルプ」と呼んでいます。
そしてペーパーフィルタも「木材パルプ」や「コットンパルプ」といったパルプ原料から作られています。
コーヒーフィルターは、「漂白タイプ」「無漂泊タイプ」に分類されます。
コーヒーフィルターは「漂白タイプ」「無漂白タイプ」の2種類に分類できます。
フィルターの分類 | 「フィルター」の色 | 漂白方法など、特徴 |
漂白タイプ | 白色 | 「塩素系漂白」と「酸素漂白」の2種類がある。 今は「酸素漂白」が主流。 「酸素漂白」は、人体への影響がない安心な漂白方法です。 ※昔は「塩素系漂白」が主流だったため人体への影響を心配する声も多かったようです。 |
無漂白タイプ | 茶色 | 「漂白」していないので茶色。 紙特有の「におい」が残っている。 |
「ペーパーフィルター」の比較検証方法
今回比較したペーパーフィルターは、以下4種類です。
V60 COFFEE PAPER FILTER | コットンペーパー MDー26C | TOP VALUE コーヒーフィルター | COFFEE PAPER FILTER | |
メーカー名 | ハリオ | 珈琲サイフォン株式会社 | イオン | 三洋産業 |
素材 | コットンパルプ、木材パルプ | 針葉樹のパルプ | バージンパルプ | |
漂白・無漂白 | 漂白 | 漂白 | 無漂白 | 漂白 |
商品
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検証①:ペーパーフィルターの「におい」チェック
V60 COFFEE PAPER FILTER | コットンペーパー MDー26C | TOP VALUE コーヒーフィルター | COFFEE PAPER FILTER | |
香り | ほとんど無臭 | ほとんど無臭 | 紙のにおいが「やや」残っている | 紙のにおいが「やや」残っている。 |
検証②:お湯に紙の「におい」が移るのか?移らないペーパーフィルターはどれ?
各フィルターに約100ccのお湯を通して、お湯をチェックしてみます。
V60 COFFEE PAPER FILTER | コットンペーパー MDー26C | TOP VALUE コーヒーフィルター | COFFEE PAPER FILTER | |
色 | 色については、写真ではほとんど違いがわかりません。実際の見た感じでもほとんど違いはありませんでした。 | |||
味 | ほとんど無味無臭 | ほとんど無味無臭 | やや「紙?の味」 | やや「紙?の味」 |
【検証結果】美味しいドリップコーヒーを入れるためのおすすめ「ペーパーフィルター」はどれか?
以上の事から、私なりに結論を出してみました。
- ハリオ「V60 COFFEE PAPER FILTERフィルター」と珈琲サイフォン株式会社の「コットンペーパー MDー26C」はお湯を通してもほとんど紙の風味は移行しておらず、大変優秀であると言えます。
- 「無漂白」タイプの「コットンペーパー MDー26CTOP VALUE コーヒーフィルター」についても、当初想定していたほど紙のにおいは移っていませんでした。(なかなか優秀なのかもしれません。)
- 逆に、三洋産業「CAFEC ペーパーフィルター」は、当初想定したより紙の「におい」が感じられました。
(今回、検証には入れていませんが、「アバカフィルター」という非木材・麻の繊維入りのタイプがあるようですので、こちらはより優秀なのかもしれません。)
ということで、僕の最終結論!!
僕が安心して使える「コーヒーフィルター」は、以下の2品です。
以上ここまでお読みいただきありがとうございました。
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