【キッチンカーでカフェ開業】キャッシュレス決済はどれがいい?
「キッチンカーでカフェ開業」した際には、現金での「支払い」だけではなく、様々なキャッシュレス決済に対応できるようにしておきたいと考えています。
もちろん、お店側に「決済手数料」がかかってしまうのはわかっているのですが、食品を提供する事業である以上は衛生面にも気を付けたいところです。(営業中に現金に触る機会を少しでも減らしたい)
そんなわけで、営業開始した暁には「キャッシュレス決済システム」を導入したいと思っています。
とは言え、ご存じのように「キャッシュレス決済」はたくさんの種類があるので、何を導入したらいいのでしょうか?
「キャッシュレス決済システム」についていろいろ調べ・問い合わせをした内容をまとめましたので、飲食店やカフェを始めようとしている方には特に参考にしていただければ幸いです。
キャッシュレス決済のいろいろ
2022年現在、以下の様々な「キャッシュレス決済」が存在しています。(※ほかにもたくさんあります。):大きく分けると「交通系」「流通系」「クレジットカード系」「QRコード系」というような4つ分類できます。
種類 | 決済システム | 発行元 |
交通系 | Suica | JR東日本 |
PASMO | 株式会社パスモ(首都圏エリアの鉄道事業者・バス事業者) | |
ICOCA | JR西日本 | |
などなど | ||
流通系 | WAON | イオンリテール株式会社 |
nanaco | 株式会社セブン・カードサービス | |
楽天Edy | 楽天Edy株式会社 | |
などなど | ||
クレジットカード系 | iD | 株式会社NTTドコモ |
QUICPay | 株式会社ジェーシービー | |
などなど | ||
QRコード | Paypay | paypay株式会社(ソフトバンク、ヤフー) |
d払い | 株式会社NTTドコモ | |
楽天PAY | 楽天株式会社 | |
auPAY | KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社 | |
LINEpay | LINE Pay株式会社 | |
などなど |
数えきれないくらいたくさんある決済方法が存在していますよね。
一般消費者は自分のニーズに合った決済システムをそれぞれ利用しています。
よって店舗側としてはそのような消費者ニーズに応えられるように、たくさんの決済システムをカバーしておきたいところです。
でもその前に、そもそもキャッシュレス決済のメリット・デメリットは何なのでしょうか?
次の項で少し整理しておきますね。
キャッシュレス決済導入のメリット・デメリット
キッチンカー・カフェ経営者がキャッシュレス決済を導入する場合のメリット・デメリットについてまとめました。
メリット | デメリット | |
お客様 |
|
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お店 |
|
|
※「キッチンカーでカフェ開業」赤アンダーーラインマーカの部分は特に重要ポイントだと考えています。
キャッシュレス決済導入に必要なもの
一言でキャッシュレス決済導入するといっても、実際には「決済端末」「POSレジ」という2つの機器が必要になります。
種類 | 役割 | |
決済端末 | 電子マネー決済端末 アプリ決済端末 クレジットカード決済端末 キャリア決済端末(スマホ決済端末) オールインワン(マルチ)決済端末 | 決済する際にカードやスマホなどでタッチする端末。 |
POSレジ | ターミナル型POSレジ
|
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パソコン型POSレジ |
| |
タブレット・モバイルPOSレジ |
|
- キッチンカーの場合は、レジや決済端末の置き場所が広く取れないので、
- 多くの決済手段に対応している。⇒オールインワン(マルチ)の決済端末
- 決済端末のサイズはコンパクトなもの
- POSレジは、IPHONEかタブレットタイプにする。
これら3つの事を条件に「マルチ決済端末」を検討比較していきます。
マルチ決済端末
今回はマルチ決済端末で有名な6種類を解説します。
お店のキャッシュレスをかんたんに【STORES 決済】
コスト面
- 月額固定料金:0円
- 決済端末費用:19,800円⇒0円(2022年10月31日まで無料キャンペン中)
新規開業は「決済端末費用」「レシートプリンター」が無料 - 決済手数料:
決済分類 方法 決済手数料 クレジットカード VISA、マスター、アメックス 3.24% JCB、ダイナース、DISCOVER 3.74% 電子マネー suica、ICOCA、PASMOなど 1.98% QR WeChat Pay 3.24%
分割・リボ払いに対応
入金サイクル
手動入金:翌々日入金
自動入金:毎月決まったサイクルで入金
(振込手数料0円)
WEBページでの決済も可能(オンラインショップ向け)
お商売を行っている個人事業主さまor法人さま 対面だけではなく、オンライン決済も可能なため、多種多様な業界のお店にご導入頂いております。
その他注意事項
キッチンカーの場合は、「交通系マネー」が使用不可(お問い合わせで確認済み)⇒つまり、クレジットかQRコード決済のみとなります。
シンプルで画期的なキャッシュレス決済【Square (スクエア)】
コスト面
- 月額固定料金:0円
- 決済端末費用:3種類ある。
「Squareターミナル」46,980円⇒他に機器不要
「Squareスタンド」29,980円⇒Ipadと接続
「Squareリーダー」7,980円⇒Iphoneと接続(※キッチンカーならこれがおすすめ!!)
【新規限定】今だけカードリーダー代が実質無料に! - 決済手数料:
決済分類 | 方法 | 決済手数料 |
クレジットカード |
|
|
JCB | 3.95% | |
電子マネー | suica、ICOCA、PASMOなど | 3.25% |
その他電子マネー | iD、QUICPay | 3.75% |
予約に関する機能充実
・カスタマイズ可能な使いやすい予約サイトの作成
・アプリでの予約管理
・Instagram、Facebookの予約機能との連携
・Googleで予約との連携
・事前決済受付
・キャンセル料徴収
・多店舗管理 など
POSレジを使った店頭決済とのスムーズな連携、データ管理、 キャッシュレス決済やオンラインストアとの連携も簡単にできます。
⇒無料プランでも幅広い機能を利用できる。
個人経営、中規模の美容院、美容サロン(ネイル・エステなど)、パーソナルレッスンのあるジム、 教育サービス、訪問型の専門サービスなどにおすすめ
入金サイクル
Squareアカウントの登録口座が「三井住友銀行」「みずほ銀行」⇒決済日の翌営業日
その他の銀行口座⇒毎週木曜日0:00~翌週水曜日23:59までの決済額が、翌週金曜日に合算で振り込まれます。
振込手数料は0円
カード・電マネ・QR・ポイントも使えるお店の決済サービス【AirPAY】
コスト面
- 月額固定料金:0円
- 決済端末費用:0円
- 決済手数料:
決済分類 | 方法 | 決済手数料 |
クレジットカード | VISA、マスター、アメックス | 3.24% |
JCB、ダイナーズ、ディスカバー、unionPay | 3.74% | |
電子マネー | suica、ICOCA、PASMOなど | 2.95% |
その他電子マネー | iD、QUICPay,ApplePay | 3.74% |
QR | d払い、PAYPAY、auPAYなど | 2.95% |
審査後送られてくる「決済端末」と「iPhone」か「iPad」があればOK
iPhoneかiPadで使用する際は、回線が必要。(テザリングOK)
入金サイクル
売上金の入金回数は最大月6回、振込手数料も全ての銀行で0円!
対面にて決済が発生する場面であれば、どんなユーザー様にも喜ばれます。
◎飲食店や美容サロン、アパレルなどの小売店様
◎イベントなどでの一時的な決済
◎手軽に持ち運べるため、移動販売でも活躍
その他注意事項
- キッチンカーの様に固定の場所が定まらない営業形態の場合は、「交通系マネー」は使えません。(お問い合わせで確認)
- 審査には2週間から4週間程度かかる
マルチ決済サービス【スマレジ・PAYGATE】
コスト面
- 月額固定料金:3,300円(税込み)
- 決済端末費用:30,800円(税込み)
- 決済手数料:
決済分類 | 方法 | 決済手数料 |
クレジットカード | VISA、マスター、アメックス、JCB、ダイナーズ、ディスカバー、unionPay | 3.24% |
電子マネー | suica、ICOCA、PASMOなど | 3.24% |
その他電子マネー | iD、QUICPay,ApplePay | 3.24% |
QR | d払い、PAYPAY、auPAYなど | 3.24% |
入金サイクル
入金元は2箇所に分かれます。
(クレジット/電子マネー売上:末締め翌15日払い/15日締め当月末払いの2回、
QRコード決済売上:当月末締め・翌月末払い)
プリンタ内蔵型なので周辺機器の準備は不要
感熱紙の為インクも不要
スマホのようなタッチパネル操作で持ち運びも楽々
4G回線で通信が可能な為、屋外、移動販売などのシーンでも活躍
端末単体で4G回線通信が可能であるは、キッチンカーにとっては何気に助かります。
スマレジとのPOSレジ連携で、端末から金額を直接入力、売上集計可能
「スマレジ」というPOSレジのスタンダードプランは無料なのでこれと組み合わせるのが良いのでしょうかね。
アプリ自体はいつでもダウンロード可
こんな方におすすめ
・あまり知識がないが、キャッシュレス端末を導入検討の方
・複数の機器を購入せず、1つの端末利用でコストを抑えたい方
・複雑な操作が苦手な方
⇒月額固定費用3300円がかかってしまうけど、これ一台でレジ業務が完結するのは魅力!!
stera packなら業界最安水準の手数料!今ならお試しプランで月額利用料1年間無料!
コスト面
- 月額固定料金:スタンダードプラン 3,300円(税込み)/お試しプラン0円 (1年間)/
※お試しプランは決済手数料が高くなる。
各プランは以下の通り
【スタンダードプラン】 とにかく決済手数料は安く!Visa,MasterCardの手数料が業界最安水準&月額3,300円でご利用できる
【お試しプラン】他の決済端末と比べてみたい・高性能端末を試してみたい…!そんな方に月額サービス利用料が1年間無料 - 決済端末費用:0円
- 決済手数料:
決済分類 | 方法 | 決済手数料 | |
お試しプラン | スタンダードプラン | ||
クレジットカード | VISA、マスター | 3.25% | 2.8% |
JCB、アメックス、ダイナーズ | 3.74% | ||
unionPay | 3.25% | ||
電子マネー | suica、ICOCA、PASMO,iDなど | 3.25% | |
その他電子マネー | QUICPay | 3.74% | |
QR | d払い、PAYPAY、auPAYなど | 3.25% |
入金サイクル
以下3パターンの中から選べます。
- 月 6 回締め 2 営業日後払い
- 月 2 回締め 2 営業日後払い
- 月 2 回締め 15 日後払い
三井住友銀行の口座には、振込手数料0円(その他銀行口座は220円(税込み))
特徴
- 決済全部お任せ、オールインワン端末 …クレジットカード、電子マネー、QRコード決済等全てに対応した、 オールインワン決済端末、stera terminal(ステラターミナル)が使えます。
- 集客・販促アプリ「おみせポケット」が使える! …会員証やスタンプカードなど、店舗の囲い込み施策として使えるおみせポケットがプリインストール。 もちろん端末上で動かせるのでレジ周りはスッキリ。
- 手数料率が業界最安水準。 …VISA,Masterの手数料率は驚異の初年度2.80%! 電子マネー・QRコードも業界最安水準で、手数料もお得!
こんな方におすすめ
・店舗経営されている方
・飲食店や美容サロン、アパレル等の小売販売店様
・キャッシュレス未導入の方
ちなみにあのファミレス「サイゼリア」でも使用されているようです。
クレジットカード、QR決済、電子マネーもこの1台で!stera pack
楽天ペイ QRコード決済だけじゃない!電子マネー決済、カード決済も
コスト面
- 月額固定料金:0円
- 決済端末費用:0円
- 決済手数料:
決済分類 | 方法 | 決済手数料 | |
クレジットカード | JCB、ダイナーズ。discover | 3.74%(楽天カードならJCB3.24%) | |
VISA、マスター、アメックス | 3.24% | ||
電子マネー | 交通系、楽天edy、nanaco | 3.25% | |
その他電子マネー | QUICPay,ID | 3.74% | |
QR | auペイ | 3.24% | |
楽天ペイ(キャンペーン中) | 0円 |
入金サイクル
- 一般的な銀行⇒月1~2回の入金
- 楽天銀行⇒現金支払い並みのキャッシュフロー、振込手数料0円
特徴
- 楽天ポイントユーザーの送客(楽天ポイントで決済できる)
- 楽天ペイアプリで「電子マネー決済」「クレジット決済」「QR決済」の履歴を一元管理できる。
- 主要なPOSレジ連携
・スマレジ
・Bionly
・poscube
・ポスタス
・ユビレジ - 期間限定のキャンペーン中
・楽天ペイアプリ決済の手数料 0円
・カードリーダー 0円(通常2万円相当)
・楽天銀行以外でも月1回の自動振り込み手数料 0円 - キッチンカーでも交通系マネーが可能(他社の場合はNGの会社もある)
こんな方におすすめ
・店舗経営されている方
・飲食店や美容サロン、アパレル等の小売販売店様
・キャッシュレス未導入の方
・楽天銀行口座を持っている方
【まとめ】【キッチンカーでカフェ開業】キャッシュレス決済はどれがいい?
「キッチンカーでカフェ開業」を目指す僕にとってのポイントは、以下3つでした。
- 多くの決済手段に対応している。⇒オールインワン(マルチ)の決済端末
- 決済端末のサイズはコンパクトなもの
- POSレジは、IPHONEかタブレットタイプにする。
そのなかで一番理想に近いのは、3つ目の店舗決済システムAirPAYかなと考えます。
まだ他社の決済サービスが存在していますので引き続き検討はしていきます。
とは言え、今回各システムを調べてみて、ある程度見えてきた事があります。
- コスト(導入、運用、手数料)は、どこも大差がない。
- 端末の大きさは、それぞれ違う。(お洒落感も)
- 操作性、出来る事に各システムの特徴がある。(※この辺を重点的に見極める事が大事)
経理処理、売上管理など経営者として自分に必要なものが何かという事を軸に選定していく事が大事なのだと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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